景気動向

企業の3月期決算の発表が相次ぐ。
4番バーター、トヨタ自動車が昨日、今年3月期の営業利益を1兆3200億円、来期も1兆8000億円と想定したことは大きなニュースになった。
しかもこの来期の数字、為替水準を1ドル90円程度においているうえでの見通しで、現行100円近辺で推移すれば2兆2000億円程度の営業利益を確保するだろうというのだから、すごい。
我が国の景気の回復基調を裏付けるもので先行きに期待を抱かせる。
地方への波及が今後どの程度みられるか、ここに私は関心を持つ。
栃木県の3月末の有効求人倍率0.85倍は全国平均にわずかだが及ばない。
隣接群馬県には水をあけられている。
製造業の業績回復が待たれる。
それはまっていては望みえないこともまた確かなことである。