かんぴょう伝来300年

かんぴょう伝来300年を記念した式典が壬生町でありました(主催はとちぎ・かんぴょう伝来300年記念大会実行委員会 谷野方昭委員長)。式典には滋賀県甲賀市長も駆けつけてここに根付いた干ぴょうについて話しました。会場となった壬生町中央公民館には大勢の参観者がありました。
会場では干ぴょうを使った新商品の展示提案コーナーや料理レシピコーナーも設けられ、消費拡大にむけた具体的な提案もありました。
当日配布のパンフレットによると、農家戸数は1971年に8915戸、2011年には390戸でこの40年間に随分と減少したようです。生産量は1893年で3106トン、2006年に384トンということです。
海外生産の状況は、1970年で台湾での生産、74年韓国、76年フィリピンと続くもいづれも2・3年で撤退しているようだ。78年には中国で始まり81年に5tの生産、以後生産が増えている。89年ころタイ(すぐ撤退)、94年インドネシア(今も続く)ということのようです。

(かんぴょうをむく実演コーナー)


(干瓢伝来300年記念碑・栃木県干瓢商業協同組合建立・平成24年8月吉日とあります)