博物館

栃木県立博物館(宇都宮市)に出かけて主に開館して30年目、施設の劣化状態や資料が溜まるに溜まってどうにもならない状態を調べかつ係員から話を聞きました。
博物館が資料の収集と研究、そして展示という活動をする中で、この収集にはことのほか注意を集中している様がよくわかりました。
資料は考古から歴史、民俗、美術工芸、地学、植物、動物に分類され、まさに総合博物館の様相を呈している訳です。
今日ではこれを人文系と自然系に分けて整備している例が各地で増えているのですが、30年前にはこうした総合系が一般的だったのでしょう。とまれ資料は年々増え続ける。収蔵庫スペースに限りがある。どのようにして解決するのか。一つの大きな課題です。何処の博物館にも共通する課題でしょう。