芥川賞受賞作

共喰い(田中慎弥)第146回芥川賞、道化師の蝶(円城搭)第146回芥川賞の二作を読了。前著は川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の濃密な物語、後著は無活用ラテン語で記された小説(猫の下で読むに限る)。正体がよくわからない作家と言葉を巡っての物語。理解困難で混沌、意味の世界に入ってしまいました。