地域経済

1ドル76円台という記録的な円高水準に見舞われた我が国経済、あわてた日銀の介入、株価の世界的暴落。金融を巡る不安がまん延しています。地域経済も苦しい事態は相変わらずで、栃木県の有効求人倍率が0.55倍(直近データ)、全国平均の0.61倍に遠く及ばない事態を私は危機感を持って受け止めています。ものづくり県としての栃木県、製造業が回復していないことの証左でもあるからです。
昨日発表の学校基本調査の速報値では、今春卒業の大学生の就職率は60%台とのこと。若人に夢をもたらせない社会、さびしい限りです。震災からの復興と合わせ、経済景気対策も実効性を持って取り組む必要があるということです。