航空機モニタリング

栃木県内全域を対象として文部科学省が実施した航空機によるモニタリング調査の測定結果が発表になっています。この調査、地表面から1mの高さの空間放射線量率と地表面に蓄積した放射性物質セシウム134とセシウム137)の蓄積状況を測定したものです。
内容は細かなおので差し控えますが、それでも県北のいくつかの地域でいわゆる「ホットスポット」、高い値を示す地域が浮かび上がっています。(当下野市内はほぼ予想通りで過敏な心配は不要な状況)
早い段階で徹底的な調査をと、その必要性を訴えてきた私としてはようやくにしてのこの調査、一定の評価は惜しみませんが、一度県民に不信を買った問題の払しょくは容易でないことは覚悟しなければなりません。
国の食品案年委員会が放射線被ばく量を生涯で100ミリシーベルトとしたのは一つの冷静な見識です。これまでの専門家と称する御用学者の年100ミリシーベルトは一体何だったのでしょう。
こうしたデータ。すこしずつですが、冷静さを取り戻し、国民目線での対応がなされることを期待します。