林業センターの公開デーに参加しました

林業振興にかける基礎的研究がおこなわれています
すでに多くの成果が出ています

本日は栃木県林業センターの公開デー。早速出かけてみました。今年で25回を数えるセンター公開で、多くの市民が訪れていました。
私が関心を持ったのは、
1 高山植物シラネアオイ」の植生が危ない状況の中でその培養研究に取り組んでいること。
2 樹木(松)の敵「松くい虫マツノザイセンチュウの研究を進めていること。松くい虫に強い品種を生み出す研究も進めているとのこと。
3 花粉の少ないスキの品種改良を進めていること。
3 特用林産物の中でもキノコの研究を進めており、既に「ハタケシメジ」の栽培で特許を取得、キノコの女王といわれる「キヌガサタケ」の栽培についても研究に取り組んでいること。
センターではそのほかにも、木材の強度試験や林業への新規就労者の研修など多様な取り組みを進めていることをつぶさにみてきました。とかく地味な試験研究に取り組む施設ですが、森林・林業そして自然環境と多面的に私たちの生活と深く関わっていることを実感してきました。