米の生産数量目標

平成27年産米の生産数量目標が示された。
全国での数量を751万トンとして県別に数量を割り当て、栃木県でも市町に数量を割り当てる、その結果という訳です。
数字は表に示した通りです。
生産は自由にできる環境下にあるわけですが、全国的に米の余剰状態がある中で政府も作付に一定の方向性を示していく必要を見せたと言うことです。
それにしても本県の米つくり、この先どうなってしまうことやらと思わざるを得ません。
おおよそ10万ヘクタールの農地に5万5千ヘクタールの作付、下野市でも2600ヘクタールのうち1514ヘクタールですから。
27年産で初めて自主的取組という名の数字が示されました。
気になるところです。
28年産の事態を予感するのは私だけでしょうか。

      平成27年産米の生産数量目標(数量=トン、面積=ha )
年 産    全  国   栃木県       下野市    自主的取組(下野市
   数量目標   数量目標  面 積  数量目標 面 積  数量目標  面 積
平成24年産  7,930,000    321,510  59,540  8,400   1,603     ―    ―  
平成25年産  7,910,000    321,550  59,550  8,400   1,603     ―   ―  
平成26年産  7,660,000   309,330  57,280  8,112   1,560    ―   ―  
平成27年産  7,510,000   298,690   55,310  7,861   1,514  7,735   1,490