富岡製紙場

昨日富岡製紙場を見学しました。
今や世界遺産となった製紙場には大勢の観光客がみえていました。
明治、官営期には西欧の技術を導入しつつ技術革新に成功、民営期には時代に即応しつつ我が国産業勃興期の成長をささえた工場で、いま遺産登録がされてその圧倒的な遺産群に驚かされました。
説明にあたられた方によると、いまの姿を残した功労者は片倉製糸紡績株式会社(のちの片倉工業株式会社)だそうで、経営苦境期にあっても他に譲ることなく、建物を整理することなく今のままに伝えたということで、彼女はそこを評価していました。