ジーンバンク

農業関係者と独立行政法人農業生物資源研究所茨城県つくば市)に出向いた。
目的は同研究所で開発中のある取組(としか言えないのですが)の進捗状況を調査、県内への導入可能性のヒントを得ようというもの。
終了後、同研究所広報室の取り計らいで、「農業生物資源ジーンバンク」を見学した。
「多様な遺伝資源は農産物や医薬品を産み出すもととして、環境保護ややすらぎをあたえてくれるものとして、私たちの暮らしを支えている人類共通の財産です。遺伝資源は一度失えば同じものを手に入れることはできません。このような貴重な遺伝資源を次世代に引きついで行く義務があります。」
このような哲学の下1953年から取り組む「種」の収集・保存・活用という仕事は壮観でした。
(種子貯蔵庫)
(保存する種子の数は写真のとおり・世界で第5位とか)