大著を読む

「いのち」の現代史〜民族浄化の名のもとに迫害されたハンセン病患者〜(藤野豊著・かもがわ出版)をようやく読み終えた。
なにしろ本文で680頁の大著、時間は限られるという環境下ですから読むのも難儀、判読理解は難渋という次第で。
明治以降、近代化を図る我が国において、排除と隔離政策がとられた訳ですが、その足跡をしっかりとたどった訳です。
数年前、私が県議会議員で初めて群馬県草津町で暮らすみなさんとお会いした事を念頭においてでした。