学校基本調査

平成24年度学校基本調査(速報値)が文部科学省から発表になった(8月27日)。毎年5月1日の時点での幼稚園、小中高等学校、特別支援学校、大学、高専、専修及び各種学校と市町村教育委員会を調査の対象として、学校数、在学者数、卒業者数、就職者数、神学者数などを調査項目にした大がかりな調査です。
注目は少子化の傾向がどのように顕在化しているんのか、大学や短大への進学者が景気動向との見合いでどのようになっているか、卒業者の進路、特に就職先がどのようになっているか。以上の点にあると私は思います。
経済不況は一般化したといってよいほど長期化、少子化は進む一方で、我が国の将来を按ずる人は多い訳ですが、今回の調査結果でも就職率や大学卒の就職者のうちの正規の職員等でない者や一時的な仕事に就いた者、神学も就職もしていない者の合計で12万8千人という結果には驚かされ、ため息をついたところです。