児童虐待

児童相談所への児童虐待相談件数が平成23年度で59384件に上ったという話は前にも書いた。この数字、対前年で5%増加、3200件というから事態は相当深刻に考えないといけない。栃木県は702件で前年より102件減少した。喜ぶべきか、そういうことではないというべきか。判断は難しい。ネグレクト(養育放棄)などで子育てができない事態などを想定したのでしょう。親権停止や未成年後見制度を整えている昨今だがその利用もこれからのようで、児童相談所の体制充実の課題と合わせて一段の努力が必要なことを考えた。