市町村の防災対策

 福岡での調査2日目、福岡県庁において市町村の防災行政無線の整備について調査した。
 無線は有線との違いを、災害時の通信の混雑の影響を受けないことや無線通信設備自体が被災を比較的受けにくいこと、停電の影響も低減できるなどの特徴を持ちます。それ故にその体制整備が全国各地で進められていますが、福岡では特にMCA無線というデジタル移動無線を活用した防災情報通信システムを整備した、そのことを調査した訳です。
整備費用が安価で信頼性は引けを取らない(防災行政無線の代替手段になりうる)し、広い用途に活用が可能で期待が高いものと思いました。
 また福岡県でも地域防災計画(震災対策編)の見直しが行われていて、その説明もいただきました。佐賀県に隣接する福岡県が玄海原発から30㎞にあることで見直し作業が行われている訳で、何処の地でも課題は山積と感じてきました。