ブルーベリー祭り

 「6月の深呼吸」と銘打ってのブルーベリー祭りが開かれました。小山市荒井の磯貝さん宅。土地を開墾し、桑を植えて養蚕に精を出し干ぴょう生産、麦など幾多の生産歴を経てブルーベリーを植えたのが数年前、ここにきてようやく生産も順調、農業にも文化を、ゆとりをとの思いで祭をというわけです。確か今回で4回目(昨年は震災を踏まえ中止)、音楽あり舞ありおしゃべりあり、舌鼓ありで満喫しました。
 農業の行方に悲観楽観相乱れて議論がおこって久しいわけですが、事態は厳しさを増す一方です。農産物の価格が安定しません。生産資材は下がりません。エネルギーは高止まりで厳冬下のハウスでの生産は厳しいものでした。後継者、担い手もしかり。なにより農業政策の軸足が不安定です。担い手に営利法人の参入を認めていくのかどうなのか、規模拡大化をどうするのか、耕作放棄地の扱いはどうか、TPPはなどなど。
 こんなことを考えながら磯貝さんたちの農業への取り組みをみていました。本日からブルーベリーの直接販売も始めたということです。(ジャムもありました。)

(6月の深呼吸で)


(磯貝さんのブルーベリー畑で)