材木の樹皮調査

 放射性物質が樹木の皮に付着して、木材生産過程ではがした樹皮の処理が思うようにできないという事態になっています。今日はその実情を調査に鹿沼森林組合に調査にでかけました。樹皮の処理は原木が生産者から原木市場に集められ、樹皮がはがされます。その樹皮に放射性物質が高い濃度で付着しているがゆえに、従来は有機たい肥として利用された樹皮は行き場を失う事態になったというわけです。
県では当面の措置として5500万円ほどを措置して、ストック分を処理しますが、日々産出するこの樹皮をどのように扱うのか、抜本的な方法は出されていない訳です。
(原木市場で)