子どもを育てる

一昨日来義務教育を終えようとする子どものいく末についてご家族から深い相談をいただいています。
内容は明かせませんが、この思春期の子どもを持つ皆様には不安の日々と拝察いたします。特に障害を持って毎日を送る子どもの場合は一段の思いがあることでしょう。
今日はそのことで一日をかけましたがなかなか実のある成果を得るにはいたりませんでした。
この分野での社会資本の不足や関係者の共通した理解の欠如(保護者もまた)、医学上の未解明分野の存在などなどに加えて政治家もまた力不足という次第です。
国が来年1月の通常国会に障害者総合福祉法(仮称)案を提出する方向で最終調整に入っています。
教育界もたとえば特別支援学校に「高等」特別支援学校を設置するという構想も具体的に動き出しています。
そういった例をもってしてもなお児童福祉政策は困難な事態にあるということを再認識した一日でした。