学校の土曜日授業

国際比較等を通して子どもたちの学力水準の低下傾向を心配する声が大きくなっています。対応策・・わかりやすく言えば学習指導要領を改訂(平成20)して、授業時数を拡大する。事実、今年4月から小学校で全面実施、来年からは中学校でとなります。小学校で今年から、国語、社会、算数、理科、体育で10%程増加しました。
問題だと思うのは、平日の授業時数は確保しがたく、土曜日の授業としてあり方は模索されているということです。足利市では既に土曜日授業が始まり、宇都宮市では12年度からとされています。地域スポーツ活動や地域活動、さまざまな取り組みが土曜日を使って展開されている今日、それはどのように理解し、あり方を考えればよいのでしょうか。
ゆとり教育が後退し、学校週5日制の中での土曜日授業とはどういうものなのか、しっかりと考えてまいります。